これが身近な物の仕組みだ

雲はナゼできる?
空気中にはいつも水が含まれています。天気予報で「今日の湿度は50%です」などど聞くアレです。 地面の近くに有る時は「透明な水蒸気」として含まれています。その空気が空高くに移動すると 空気が冷やされ、「透明な水蒸気」だった水が冷やされて、すごく小さい「水滴」や「氷」になります。 この水滴や氷が光を受けた時に、光を曲げたり反射して、白や灰色の雲として見えるようになります。

これが見えない電気だ

LED電球と太陽光発電
太陽光発電は屋根の上や広場に置かれていて、LEDは家の天井の電球や懐中電灯についているので全く別の に思いますが、見えない極微の世界では兄弟ほどに近い関係です。
太陽光発電は、光のエネルギーをもらって発電パネル内に電気の流れが起こることから発電します。一方の LED電球は、家の電気配線から電気の流れをもらい、エネルギーである光を出します。「光をもらって電気を 流す」のと「電気の流れをもらって光を出す」ので、同じものを逆に起こしているのです。

これがITだ

時々出て来る青画面
今や、物心ついた2歳児からタブレットに触り、80歳の高齢者もスマホでビデオ通話をする時代です。 電源をONすればキレイな画面が開き、指で触れば次の画面が出てくるので、誰でも何の予備知識が 無くても便利に使えますが、ひとたびトラブルが起こると手も足も出せない人がほとんどです。 でも、30年以上前からパソコンを使っていた人達は、電源をONして開くのは「真っ黒画面に1文字点滅」 画面であった記憶が有り、この「真っ黒画面」が今のキレイな画面の裏側で動いていることを知っています。 この覚えがトラブルの時に慌てずに対応しようとする礎になっています。

これがプログラムだ

プログラム言語「python」の例
スマホやタブレット、家電製品、自動車など私たちが画面やボタンを触ると何かの反応をするものは、全て プログラムで動いています。プログラムのIT用語の正式な呼び名は「プログラム言語」です。言語は 「日本語や英語」を言語と呼ぶのと同様で、人間がコンピュータに「こう動いてくれ」と命令をする ために作られた言語ということです。動かしたい相手がスマホの時と、自動車の時では命令内容が全く違います。 違う内容を短い命令で伝えられるようにするために、何種類もの「プログラム言語」が使い分けられています。 画像のプログラムはAI(人工知能)の処理で最も利用される言語「python」です。