2023年6月20日
陶器を作るときはこのように完成品の図面を描き、各部分の形を決めると同時に、どうやって形を
作るか?考えます。この工程を経ずに即製作を開始する人も居ますが、未だ製作経験が浅く図面化は
失敗防止に有効です。
窯で焼くと約10~15%縮むので、形が決まったらCADソフトで10%拡大して製作用の図面を作ります。
この図面の形を100均の1mmプラバンに写し取り、粘土の板を切り抜いて組み立てます。
これは「たたら」という製作方法です。
2023年10月14日
10月から今年窯で焼く陶器作りを始めました。製作物は「スープを入れるボールを9個」、「孫の
カレー皿を1個」、「菓子皿を2個」、「小鉢を1個」、「たれ入れを1個」、2年前に作り風で破損
した「玄関前に置く飾り板を2個」です。
右の図は「飾り板」の図面中に他の断面図を合成したものです。
ボール等の丸い器は作り方をYouTubeで調べ、失敗を3度経て何とか作りました。器の重さを決める
のが、裏側の高台削り具合です。重くなる原因は削り過ぎて底を抜かすことを恐れて削り足らない
ことです。今回はこの失敗を防ぐために「トンボ」と言う道具を作りました。(下の写真)
2023年11月4日
右の写真は、左が2023年の製作物の一部(11月4日に素焼きに送った残り)。「たれ入れ」と「玄関前に置く飾り板」
です。強い東風で倒れ割れてしまったので、再製作したもの。倒れにくい形にしました。
右の中央の写真は「トンボ」と呼ばれる道具で、作った器などの深さをはかります。
右端の写真はトンボを使っている状況です。
2024年12月1日--その1
日常使う陶器はほぼ足りており、食器入れも追加で収容できるスペースが無い状況なので、新たに作る場合は
今まで使っていた器の改良品であることが必須になりました。そこで、今年は夕食で最も使う2品入れられる
皿を改良し、3品入れられる皿を作りました。作る際の条件は「食器洗い機に入る厚さ」であることです。
右の写真の左側が今までの皿、右側が今回作った角皿です。
もう一つの食器は、朝や昼にサラダ使うボールです。市販の器を使っていましたが、もう少し大きい器が欲し
かったので作りました。
2024年12月1日--その2
最後は初挑戦の陶器です。陶器の芯になる形を紙で作り、その全周を粘土で囲んだものです。形は幼稚な
新幹線ですが、最初に作ったものは乾燥(収縮)中に芯の方が強く、表面が割れてしまいました。(写真右)
芯を改良したものは、粘土を張り付ける時は形になっていますが、粘土が収縮する時は邪魔をしない工夫
をして、何とか完成しました。
2024年12月1日--その3
作った目的は、ブラインドを窓枠まで下げ切らずに止めるためです。必要な理由は、窓枠にミニカーを
並べてあるので、ブラインドが衝突する間とめるためです。
左の写真が作った新幹線初号機(1964年に始めて走った車両)、真ん中がミニカーの中に置いた状況、右が
新幹線がストッパーになってミニカーを守っている状況です。
作曲をしたい:2023年
コード進行等を始めとする作曲の知識は全く無いので、余り長く無く、読む気になりそうな本を
探して、この本から勉強することにしました。一通り読み、簡単な曲なら作り始められそうな気
になりましたが、和音をどう作るかを知る必要を感じます。
作曲をしたい:2024年
その後和声について調べたところ、「音楽を作る歴史の中で心地よい音の組合せ(和音)や
和音の移り変わり(和音の進行)の経験則としてまとめたもの」という説明を見て、分かり
易そうな写真の本を読むことにしました。
「さくさく分かる」と書いてありますが、分かるにはほど遠い理解状況です。ピアノは弾けない
ので、DTMソフトのCUBASEに音符を打ち込みながら読み進めています。
2023年6月5日
まずは「スパイスカレー」作りを始めます。必要な道具として、高温で炒め続けられる鉄製フライパンを買いに、東京の
河童橋・道具街に行ってきました。今まで家に有ったのはテフロンコーティングのフライパンですが、これを長持ちさせるためには170度以上に加熱しないことだ
と聞いていたので、カレー作りには使えないと考えたからです。道具街の中ほどに有る、テレビにも時々出る「飯田」の店長に相談したところ
ステンレス三層構造の鍋を勧められ、取っ手も取り外せるものに決めました。飯田の店長の勧めた
鍋は多分正解でしょう。今後、使いながら確かめます。
2023年6月10日
初めて鶏肉がメインのスパイスカレーを作りました。本によると基本になるカレーとのことです。テキストでは、スパイスは「クミン」「コリアンダー」「ターメリック」の3種。玉ねぎの微塵切り
をこげ茶色になるよう10分炒めると書いてありましたが、20分以上かかりました。テキスト通りのつもりでしたが、スパイスと塩は少なかったようです。でも市販のルーを使ったカレーに
比べると、さっぱり・すっきりした好印象でした。次は、豚挽き肉のキーマカレーを作ろうと思います。
2023年6月24日
今日は、豚肉でキーマのスパイスカレーを作りました。前回の反省点として次の3点を改善させて作りました。
1点目:玉ねぎの微塵を細かく 2点目:玉ねぎの炒め時間をこげ茶色になるまでまで伸ばす 3点目:スパイスの量を増やす
今回は辛さを加えるために「チリペッパー」を振りました。5振り位でしたが程良い辛さになりました。鶏肉スパイスカレーより美味しく
感じました。
テキストによると、カレーは炒め料理ですが、玉ネギを炒めた以降は鍋が小さいせいか、煮物料理になっています。玉ねぎ炒めの作業性も
大きい鍋の方が良くなることと併せて、もう一回りか二回り大きい鍋を用意した方が良いかもしれないと感じています。次に作ろうと思っている
厚めの豚肉のカレーはこの鍋のまま作ります。
2023年10月14日
回数を重ねて自分の好みの味に近づけるための試行をしています。もう少しスパイスを増したくなり試しに「SBカレー粉」を買いました。
スパイスの全体量を増さないために、3スパイス(クミン、コリアンダー、ターメリック)の量を少し減らし、SBカレー粉をその分追加
しました。結果は少しスパイス感が増した?程度ですが、美味しかったです。
次の試みを決めました。今まではレシピ本の通りに肉を煮込むだけにしていて、ただにくが入っているだけの感じなので、肉を美味しく
できないかと感じていました。そこで次は事前に野菜と肉を少し味付けして炒め、少し煮込んで置いておき、レシピ本で「水100cc」の
代わりに「肉と野菜の煮込み汁」を入れようと思います。こうすれば、野菜の旨味と味付けされた肉により美味しくなるのではないかと
期待しています。
焙煎道具
何かのTV番組でキャンプ用コンロを使い、陶器の焙煎道具でコーヒーを焙煎している様子を紹介していました。興味をそそられ、焙煎道具
をインターネットで検索したところ5000円前後で「陶器製」「鉄製」が幾つか有り、その中から自宅のキッチンのIHコンロで焙煎できる
「専用のフライパン」を買いました。これに決めた理由は
- 焙煎専用フライパンであること--胡麻煎り、落花生煎りなどを行える1000円程度のフライパンも有りましたが、鉄板厚が薄く
直径も小さかったのに対して、コーヒー専用で、鉄板厚も2mm位で厚かったことに加え、雑味の原因になる生豆の皮を取り除くために
フライパンに被せる専用の網がセットになっていて、焙煎後に逆さにして皮を振るい落とすように焙煎方法を紹介していたことです。
自家焙煎はこんな感じ
焙煎前の生豆は薄緑茶色で薄っぺらい感じです。焙煎を始めて数分経つと湿気が抜け始めたような匂いがし始めます。更に加熱を続けると少し
香ばしい匂いに変わってきます。そのまま加熱を続けると部分的に茶色に色づき始め、焙煎らしい香が強くなってきます。この間フライパン
を前後に揺すり続け、10秒間隔位で鍋振りも繰り返します。加熱10分位から豆のはじけるパチパチという音、煙が出始め、加熱を止める
タイミングを、豆の焼け具合を見ながら決める段階になります。焙煎終わりと決めたら、専用の網を被せてフライパンを逆さにして焙煎中
にはがれた皮を振るい落します。これをやらないと煎れた時に雑味を起こすのだそうです。振るう事30秒程で皮は落ちなくなるので、急いで
冷却用のザルに移し、うちわの風で冷やします。焙煎直後の豆は高温なので、急いで冷やし焙煎が進行することを防ぎます。写真を拡大すると
焙煎の進行で豆が色づく様子が分かります。フライパン周辺のゴミは豆からはがれた皮の飛散です。
IHコンロの温度設定170度で、焙煎時間は大体13~15分です。
自家焙煎初心者には嬉しい生豆5種セット
コーヒーの生豆は非常に安価で、1Kgでも2000円弱で購入できますが、どの銘柄が好みに合うかは全く分かりません。そのような人のために
松屋珈琲のネット販売で「コーヒー生豆5種セット」を見つけました。(2024年1月現在入庫見込無し)それぞれ100gなので、これを使って
この1ヶ月で10回(1種当り2回)焙煎をしました。コーヒースプーンで2杯の生豆を専用フライパンに入れると、丁度底面に広がるのでこの量
で焙煎しています。焙煎後は豆が少し膨らみコーヒースプーン2.5杯位になります。